スマートフォン版へ

【安田記念】近年は外枠からの優勝例が目立つ/データ分析(枠順・馬番編)

  • 2019年05月31日(金) 12時05分
 6月2日に東京競馬場で行われる安田記念(3歳上・GI・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。

 馬番別では、最多となる4回の馬券絡みが6番と10番。3回で3番と4番が続き、2回が1番、2番、8番、12番、14番、16番となっている。内・中・外と満遍なく好走馬を輩出している印象を受けるので、好走率の観点からはフラットに考えても良さそうだ。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 0-2-2-15 複勝率21.1% 複勝回収率60%
2枠 2-2-2-13 複勝率31.6% 複勝回収率123%
3枠 1-1-1-16 複勝率15.8% 複勝回収率35%
4枠 0-0-1-18 複勝率5.3% 複勝回収率45%
5枠 4-1-0-15 複勝率25.0% 複勝回収率86%
6枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率183%
7枠 2-1-1-22 複勝率15.4% 複勝回収率68%
8枠 1-1-1-25 複勝率10.7% 複勝回収率56%

 枠ごとに特徴が見られる点はポイントとなりそうで、勝ち馬に限れば1〜4枠が3勝、5〜8枠が7勝となるので、基本的には外目の枠に意識を向ける必要がありそうだ。

 ただし、6枠は現行コースで行われるようになった2003年以降でも「0-3-3-26」と優勝例がなく、2016年にはマイルGI4連勝中のモーリス(6枠8番)が展開に泣いた形とはいえ単勝1.7倍の支持に応えられず2着に敗れていた。なお、3着以内に好走した残りの3頭は二桁人気馬で、複勝回収率においてはプラス収支となる点も興味深い。

 一方、1〜4枠から勝利した3頭は2015年モーリス(3枠6番)、2012年ストロングリターン(2枠4番)、2009年ウオッカ(2枠3番)、いずれも3番人気以内の支持を集めている馬だった。人気薄の勝利も多々見られる安田記念ではあるが、内枠に限れば上位人気馬こそ評価できる傾向にある。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す