前走の青竜S(OP)で2着に敗れてデビュー以来初めて土がついた
デアフルーグ(牡3・美浦・
鈴木伸尋)。
ユニコーンS(6/16・GIII・東京ダ1600m)で前回敗れた
デュープロセス(牡3・栗東・安田隆行)に雪辱を果たすことができるか、注目の一戦だ。
1週前追い切りは、5日(水)、ウッドチップコースで3頭併せで行われ、馬なりながら上々の動きを見せた。追い切り後の鈴木調教師のコメント。
「前走後は短期放牧に出しました。先週帰厩して、順調に調整しています。今週は3頭併せの内で追い切りました。時計が予定より速くなりましたが、内のコースを通ってきて馬は全くこたえていないですし、動きも含めて問題はないですね。
前回、
ユニコーンSと同じ条件を経験しているのは良いですね。内枠でも我慢できて、終いも窮屈なところを伸びてきているので、2着に負けはしましたけど、この経験は大きいと思います。
重賞なので恐らくある程度の流れになると思いますし、これまでのように控える競馬でなくて、2、3番手でも競馬ができるでしょう。1番強いのは前走の勝ち馬だと思いますが、今回は負けないようにしたいです。そして何より、弟子の津村と重賞を勝ちたいというのが1番ですね」
(取材・文:佐々木祥恵)