「
プリンスオブウェールズS・英G1」(19日、
アスコット)
やはり世界の壁は厚かった。15年
スピルバーグ、16年
エイシンヒカリともに6着に敗れた一戦。土砂降りでタフな馬場コンディションのなか、
ディアドラは6着に終わった。父
ハービンジャーが10年
キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを圧勝した
アスコットで、娘が脚光を浴びることはなかった。8頭立ての少頭数立てとはいえ、欧州の強豪が集結。勝ったのはデットーリ騎乗の
クリスタルオーシャン、2着は
マジカル、3着には
ヴァルトガイストが入った。
今年初戦の
中山記念で6着に敗れた後は海外を転戦。2年連続で挑んだ
ドバイターフで4着に敗れると、直接香港へ移動して、クイーンエリザベス2世Cに挑戦して6着。そのまま英国へ渡り、着々と準備を整えていた。
今週15日にはアルバハスリのポリトラックコースで最終追い切り。橋田師は「しまいの伸びが良く、動きも納得できるものでした。いい状態でレースに臨めると思います」と手応えをつかんでいたが、快挙達成とは成らなかった。
提供:デイリースポーツ