「新馬戦」(22日、東京)
クラシックウイナーの弟がベールを脱ぐ。土曜東京5R(芝1800メートル)に出走する
ブルトガング(牡、
父ディープインパクト、美浦・手塚)は、今年の
桜花賞馬
グランアレグリアの全弟。コンビを組むのは、姉の主戦も務めるルメールだ。
2週連続で追い切りに騎乗して感触を確かめた。今週は美浦Wで3頭併せを行い、年長馬を相手に互角以上の動きを披露。鞍上は「しっかり走ってくれたし、自分の仕事が分かっている」と好感触を伝える。
高い素質を秘めている良血馬。ただ、姉とはタイプが違う様子。「お姉さんはスピードタイプだが、この馬はゆったりとした競馬が合っている。乗りやすい馬だよ」と説明。「能力はありそうだね」と素質の高さを評価した上で、「フットワークが大きいので東京は合っている」と舞台設定を歓迎した。
姉が新馬戦レコードVを飾った府中で、スタートダッシュを決める。
提供:デイリースポーツ