「新馬戦」(23日、阪神)
日曜阪神5R(芝1800メートル)で初陣を迎える
ハーツクライ産駒の
シルヴェリオ(牡、栗東・
池添学)。半兄には5戦4勝と圧巻のパフォーマンスを見せながらも、屈腱炎のため引退した“幻のG1馬”
シルバーステートがいる期待の血筋だ。
5日にはルメールを背に栗東CWで3頭併せ。馬なりながらも、6F84秒6-39秒2-11秒9で年長馬を相手に最先着を果たした。「ここまで順調です。抜け出してからフワッとするところはあるが、カイ食いも落ちたことはないし、調教でもへこたれていない」と師は納得の表情を浮かべる。「長くいい脚を使うタイプ。成長してくれそうだし、ポテンシャルは感じる」と将来性を楽しみにする。
満足な競走生活を送れなかった兄の分まで-。まずは無事にデビューVを飾りたい。
提供:デイリースポーツ