23日、阪神競馬場で行われた
宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)は、2番手でレースを進めた
D.レーン騎手騎乗の3番人気
リスグラシュー(牝5、栗東・
矢作芳人厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、逃げ粘った1番人気
キセキ(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分10秒8(良)。
さらに2馬身差の3着に6番人気
スワーヴリチャード(牡5、栗東・
庄野靖志厩舎)が入った。なお、2番人気
レイデオロ(牡5、美浦・
藤沢和雄厩舎)は5着に終わった。
勝った
リスグラシューは、
父ハーツクライ、
母リリサイド、その父
American Postという血統。昨年の
エリザベス女王杯に続くGI・2勝目を果たした。牝馬による
宝塚記念制覇は1966年
エイトクラウン、2005年
スイープトウショウ、2016年
マリアライトに次ぐ史上4頭目の記録。鞍上の
D.レーン騎手は
JRAの短期免許最終日でGI勝利を飾った。
【
D.レーン騎手のコメント】
ありがとうございます(日本語)。完璧に仕上がっていた馬に乗せていただきました。厩舎の方々に感謝しています。非常に良いスタートを切れたので、先頭に行くか悩みましたが、(2番手で)大丈夫かなと判断しました。結果的にはいい判断だったと思います。(直線では)後ろに素晴らしい馬がたくさんいましたが、こちらの手応えも非常に良かったので自信はありました。
たくさんのファンの皆さんの前で、素晴らしいレースに騎乗することができて感謝しています。ありがとうございます、また(日本に)来ます!
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宝塚記念ダイジェスト>
※
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