JRAは24日、京都競馬場開設100周年を迎える2025年の記念事業の一環として、同競馬場のスタンド改築をはじめ、厩舎、馬場を含めた施設全体の一体的整備工事に着手することをホームページ上にて発表した。各概要は以下の通り。
■スタンド工事概要
・グランドスワン(昭和55年竣工)の改築
・ビッグスワン(平成11年竣工)の改修
・下見所の改築
・
シンザンゲート、歩道等スタンド周辺施設の改築ほか
※各施設の新名称は未定
■厩舎工事概要
・レースに出走する競走馬が使用する厩舎、装鞍所、競走馬診療所、検体採取所について、より円滑な競馬施行を図るために建物配置を見直した上で改築する。
■馬場工事概要
・芝コース、ダートコースの路盤改修、馬場入退場経路の整備を含めた地下馬道の改修、および
パトロールタワー、馬場付帯設備(馬場散水、ハロンタイム等)の改修を行う。
※コースの線形(レイアウト)に変更はない。
■整備工事期間
・2020年2月から2024年3月
■京都競馬の開催休止期間
・2020年11月から2023年3月(振替先の競馬場は未定)
※開催休止期間中も、ビッグスワン(現在名称)において発売・払戻業務を通常どおり実施する。