30日に中京競馬場で行われる
CBC賞(3歳上・GIII・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、コース改修後の2012年以降を集計対象とする。
馬番別では最多となる3回の馬券絡みが7番。2回で4番、8番、11番、12番、14番、16番と続く。また、同コースで行われる
高松宮記念と同様に、内外極端な枠順は好走例しづらい傾向にあるようだ。
17年 2枠3番
メラグラーナ(1人気10着)
16年 2枠2番
エイシンブルズアイ(1人気9着)
16年 3枠3番
スノードラゴン(5人気6着)
14年 1枠1番
リアルヴィーナス(5人気16着)
14年 2枠3番
ルナフォンターナ(2人気8着)
13年 1枠1番 バーバラ(4人気5着)
12年 1枠1番
グランプリエンゼル(3人気9着)
今年は登録14頭(出走確定13頭)のため15番より外のデータは割愛するが、3着以内に好走例のない馬番1〜3番の成績を上位人気馬に絞って書き出したものが上記となる。過去7年とはいえ、これだけ支持を集めていた馬の苦戦が続くのであれば、無視できない傾向として扱わなければならないはず。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-0-12 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 0-0-1-11 複勝率8.3% 複勝回収率43%
3枠 1-0-1-11 複勝率15.4% 複勝回収率26%
4枠 2-2-1-9 複勝率35.7% 複勝回収率86%
5枠 0-2-1-11 複勝率21.4% 複勝回収率99%
6枠 1-0-1-12 複勝率14.3% 複勝回収率33%
7枠 1-2-1-13 複勝率23.5% 複勝回収率99%
8枠 2-1-1-13 複勝率23.5% 複勝回収率81%
フルゲート時(=18頭立て)の8枠は「0-0-0-8」となっているが、先にも述べた通り今年は13頭立てなので問題ないだろう。なお、フルゲート未満であれば8枠は「2-1-1-5」複勝率44.4%・複勝回収率153%を記録しているため、一考する価値がありそうだ。