28日の浦和競馬第2R(ダ1400m)で
チョウライリン(牡2、浦和・
小久保智厩舎)が勝利し、同馬を管理する
小久保智調教師は
地方競馬通算1276勝目となった。これは、南関東の調教師として故・川島正行調教師(船橋)と並ぶタイ記録となる。
【
小久保智調教師のコメント】
「川島(正行)先生には、数字は追いついたのかも知れないですけど、中身が伴っていないような、域に達していないような気がしています。(14年での達成については)ただがむしゃらにやってきただけです。これからも変わらずに精進して、川島先生の域に近づきたいです。
数字として目標を立てるつもりはありません。初めて川島先生にお会いしたときに感じた威厳というか、20年前に南関東競馬と言えば川島先生でしたが、そういう存在感というか。そうしたものを目指していきたいと思っています。おまえ頑張れよと、当時駆け出しの私にも声を掛けて下さいました。実力もさることながら、人間的なところですか。数字が並んだだけで、全然追い付いていないんだなというのを実感しています。
近づきたいとは思っていますが、マネをしようとは思いません。どういう風にして行けば、実力も兼ね備えた調教師になれるのかなと考えています。
(2R2歳OP勝利で3戦3勝の
チョウライリンについて)不真面目さが前面に出てるので。それが解消してくれれば。集中力がないので動きも遅いし、直線抜け出してからもフワフワしているので、そこが課題です。来年の
東京ダービーに出るようになるためには、真面目さが足りないかなと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)