28日の大井競馬第3R(ダ1600m)は、3番手で進めた
的場文男騎手騎乗の3番人気
ライトニングボルト(牡3、大井・
井上弘之厩舎)が直線で抜け出し、最後は2着の2番人気
フェネクス(牡3、大井・
朝倉実厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分43秒0(稍重)。
この勝利で鞍上の
的場文男騎手は5月21日の大井競馬第6Rでの落馬負傷以後、初勝利となった。
【
的場文男騎手のコメント】
「いや、1つ勝つのがこんなに大変とは。7200も勝ってるのに1つ勝って喜んでるようじゃね。
怪我とかはもう今は大丈夫ですよ。歯が取れちゃったけど、こればかりは仕方がない。危険と背中合わせの仕事なんですよ。
(現在通算勝利数世界で第9位で、第7位も遠くないです、という話を向けると)
(あと)170勝ですか。それは無理かも知れない。まあ、乗れるところまでは乗りますけど。
ファンの皆さんの声援があって、競馬関係者の皆さんのご協力があって、それで日本記録を達成できました。それが自分にとっては一番です。世界で何位かというのは気にしません。
まあ、62歳だからね。長くは乗れないよ。でも、できるところまで頑張って乗りますよ」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)