先週、スウェーデンで行われた「ウィメンジョッキーズWC」で総合優勝を果たした藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本=が7日、帰国後10戦目となった福島2Rで“凱旋V”を決めた。3番人気
コパノビアンカを勝利に導き、今年のJRA17勝目、通算64勝目を飾った。
菜七子は「道悪に脚を取られる場面はありましたが、追ってからもうひと伸びしてくれました」とパートナーをねぎらった。オーナーであるDr.コパこと小林祥晃氏(72)は「前走後に菜七子からアド
バイスがあり、ハミを替えたのが良かったみたいだね」と、勝利の陰に菜七子の助言があったことを明かした。
また、菜七子とのコンビで
クラスターC・交流G3(8月12日・盛岡)に参戦する
コパノキッキングについて「私のテーマは“菜七子に重賞を勝たせること”ですからね」といつもの持論を述べた上で、「アメリカ遠征も
クラスターC次第になると思います。勝てば考えますし、負けたら韓国のコリアス
プリントという考えもあります」と話し、既に登録のあるブ
リーダーズCス
プリント・米G1(11月2日・サンタ
アニタパーク)のほかにも、コリアス
プリント・韓国G1(9月8日・ソウル)参戦を視野に入れていることを明かした。
提供:デイリースポーツ