現地時間12日、イギリスのニューマーケット競馬場で行われたG1・
ファルマスS(3歳上牝・芝直線1600m・6頭・1着賞金11万3420
ポンド=約1539万円)は、内ラチ沿いからハナを切ったヴァレイシャス(牝4、
O.マーフィー騎手)が、
ワンマスター(牝5、J.ドイル騎手)との叩き合いを制し、クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒89(良)。
ワンマスターから2.3/4馬身差の3着には、1番人気のアイキャンフライ(牝4、R.ムーア騎手)が入った。
ヴァレイシャスは父
Frankel、
母Infallible、
その父Pivotal。半兄にサマーマイルS(英G2)を連覇した
ムタケイエフがいる血統。イギリスのマイケル・
スタウト厩舎の管理馬。重賞は昨年のアタランタS(英G3)に続く2勝目。
鞍上のオイシン・マーフィー騎手は、昨年10月20日に
ロアリングライオンでクイーンエリザベス2世S(英G1)を制して以来のG1制覇となった。