現地時間14日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたG1・パリ大賞(3歳牡牝・芝2400m・8頭・1着賞金34万2840ユーロ=約4169万円)は、先団から競馬を進めた1番人気の
ジャパン(牡3、R.ムーア騎手)が最後の直線で前をとらえ、後方から末脚を伸ばしたスラローム(牡3、M.ギュイヨン騎手)の追撃も凌ぎ、1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分27秒07(稍重)。
ジャパンは
父Galileo、
母Shastye、
その父デインヒルという血統。アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎の管理馬。昨年のベレスフォードS(愛G2)、今年の
キングエドワード7世S(英G2)とこれまでも重賞2勝をあげていたが、G1はこれが初制覇。
鞍上のR.ムーア騎手、A.オブライエン厩舎はともに、13日に
テンソヴリンズで制した
ジュライC(英G1)に続いて、連日のG1制覇となった。
また、レース後にA.オブライエン調教師が語ったところによると、
ジャパンは
愛チャンピオンS(9月14日・愛G1)など複数の候補の
ステップレースを経由して、
凱旋門賞(10月6日・仏G1)に向かうローテーションを視野に入れているとのこと。