21日、函館競馬場で行われた
函館2歳S(2歳・GIII・芝1200m)は、スタート一息もすぐに盛り返して先手を取った
藤岡佑介騎手騎乗の4番人気
ビアンフェ(牡2、栗東・
中竹和也厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の2番人気
タイセイビジョン(牡2、栗東・
西村真幸厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分9秒2(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に11番人気
プリンスリターン(牡2、栗東・加用正厩舎)が入った。なお、3番人気
パフェムリ(牝2、栗東・
岡田稲男厩舎)は4着、1番人気
レッドヴェイパー(牝2、栗東・安田隆行厩舎)は5着に終わった。
勝った
ビアンフェは、父
キズナ、
母ルシュクル、
その父サクラバクシンオーという血統。ゲート入りを嫌がるところを見せたが、レースでは見事な逃げ切り勝ちを決め、姉
ブランボヌールとの姉弟制覇を達成した。また、今年の新種牡馬
キズナにとってはこれが産駒の
JRA重賞初制覇となった。