スマートフォン版へ

【門別競馬情報】函館2歳Sに挑戦の3頭、今後に注目+23日12R「ヴァンセンヌ賞」/地方競馬情報

  • 2019年07月23日(火) 18時00分
 7月21日の函館2歳Sにホッカイドウ競馬から3頭(アザワクバブルガムダンサープリモジョーカー。いずれも角川秀樹厩舎)が挑んだ。

 それぞれ初めての長距離輸送(門別競馬場から4時間半余り)を経て、初の芝コースでの競馬だったわけだが、4角11番手から末脚伸ばし9着となったプリモジョーカー(牝、父スズカコーズウェイ)が最先着。デビュー2連勝の好内容を買われて7番人気に支持されたアザワクは12着(牝、父カレンブラックヒル)、「日本一早い2歳重賞」栄冠賞を勝って臨んだバブルガムダンサー(牝、父パイロ)はテンから追走に苦労してしまい15着という結果。

 昨年はエムティアンが4角先頭からあわやのシーンを作った(結果は優勝アスターペガサスから0秒3差4着)のだが、今年は残念ながら見せ場をつくれず終い。なお、3頭とも2桁マイナスの馬体重での出走となったが、この点に関してはレース後、角川師が「いずれも前走時に余裕残しで作っていたので想定内」とのことだった。

 芝では苦戦してしまった“三人娘”だが、すでに実績を残している地元門別のダートに戻れば話は別。今年は10月10日(木)に行われる第22回エーデルワイス賞JpnIII(1200m外回り)、あるいは川崎の地方全国交流重賞ローレル賞SII(11月19日・1600m)等を大目標に、それぞれ今後のローテーションが組まれていくことになりそうだ。

 今週の門別グランシャリオナイターは、きょう23日からの3日間。25日には、メイン12Rに“夏の2歳暫定王者決定戦”第13回ブリーダーズゴールドジュニアカップH1(1700m外回り、JBC協会協賛「ヘニーヒューズ賞」)が行われる。同レースに関しては、当日また別稿で紹介させていただくとして、今夜のメイン12R「ヴァンセンヌ賞」(3歳上B4-2組・1800m、JBC協会協賛)にも目を向けていただきたい。

 何といっても注目は、JRA2戦未勝利での門別転入から全て楽勝で目下5連勝中のフライオールデイズ(牡4、田中正二厩舎父スペシャルウィーク)。門別5勝は、すべて先手とっての逃げ切り楽勝。初戦2馬身半→3馬身→6馬身→5馬身→4馬身と大きな着差で勝っており、今回からB級に上がったとはいえ、まだまだ破竹の進撃が続きそうな予感だ。

 前走C2-2組の自己条件を勝って今回格上挑戦の3歳馬ルフィアンキック(牡、米川昇厩舎父シンボリクリスエス)ほか他馬の追撃も前走までよりは厳しくなりそうだが、ここも突き放して圧勝するようなら、まだ暫く連勝が続き得る高素質馬の証といえるかもしれない。

 発走はこの後、20時40分。ぜひ御注目いただきたい。

(文=ひだか応援隊)

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す