デビュー3年目の
富田暁騎手(栗東・
木原一良厩舎)が、8月2週目から
オーストラリアへ長期遠征を敢行することがわかった。
拠点とするのは、フレ
ミントン競馬場やコーフィールド競馬場がある
メルボルン地区。当面は、この春、日本で大活躍した
ダミアン・レーン騎手と同じ厩舎で厩舎作業や調教騎乗に従事しながら、レースでの騎乗を目指す予定。
「騎乗技術や英語を習得するために、ある程度腰を据えて頑張りたい」とのことで、遠征期間はあえて設定せず。デビュー当時から海外での修行を視野に入れていた富田騎手にとって、満を持しての長期的な挑戦となる見込みだ。
【富田騎手のコメント】
「ようやく挑戦できる環境が整いました。僕にとって、海外遠征は自分自身が成長するために必要な過程だと思っています。
期間は未定ですが、日本に帰ってきたときには今よりも何百倍、何千倍も成長した姿をお見せできるよう、じっくり腰を据えて頑張ってきたいと思っていますので、応援していただけたらうれしいです」
なお、netkeiba.comでは、遠征期間中の富田騎手の連載コラムを実施。スタートは8月末を予定しています。