「
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS・英G1」(27日、
アスコット)
またも世界の壁に跳ね返された。日本から挑戦した
シュヴァルグラン(牡7歳、栗東・友道)は6着。06年に接戦の3着と涙をのんだ
父ハーツクライの雪辱を果たすことではできなかった。
海外初遠征だった前走のドバイシーマCで2着。今回も陣営は期待を持っての挑戦だった。初コンビとなったマーフィーは、2週連続で追い切りに騎乗。「コンディションは良さそう。強い相手がそろうけど、頑張ります」と闘志を燃やしていた。視察に訪れていた佐々木主浩オーナーも「
エネイブルとかが相手なのは大変だけど、もちろん勝ってほしいです」と話していたが、夢をつかむことはできなった。
勝ったのは英国の女傑
エネイブル。
クリスタルオーシャンとの激しい追い比べを制し、一昨年に続く2度目のV。11連勝でG1・9勝目となった。3着は
ヴァルトガイストが入った。
提供:デイリースポーツ