「
クイーンS・G3」(28日、札幌)
大好きな北の大地で
ミッキーチャームが再び躍動した。【8】枠【13】番から好スタートを決めると、すかさず4番手につける。しっかりと手綱を押さえられ、スムーズに流れに乗ると、楽な手応えで外を回りながら4角へ。直線入り口で先頭に並び掛けると、残り1Fで後続との差を一気に広げ、重賞2勝目を手にした。
川田は「枠が決まった時点で内を見ながら進むしかないなと。リズム良く行こうと思ったなかで、このポジションになった。いい手応えで4コーナーを回れ、いい雰囲気で加速してくれた」と振り返った。
昨夏は函館で未勝利と500万下、続く札幌で1000万下と3連勝を飾り、
秋華賞2着につなげた。鞍上は「
テンションがどうしても高くなってしまうので、滞在が合う。体も増えていたし、洋芝も合うし、いろんな条件が良かったですね」と要因を挙げる。
中内田師も「輸送がない分、馬が
リラックスしていましたし、上手に我慢の利いたレースができていた。馬がここの空気が好きなんでしょうね」と表情を崩した。
秋の大目標は
エリザベス女王杯(11月10日・京都)。「まずは馬の状態を見て、どこを
ステップにするかはこれから考えます」と指揮官。実りの秋へ、突き進む。
提供:デイリースポーツ