「
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS・英G1」(27日、
アスコット)
日本から挑戦した
シュヴァルグラン(牡7歳、栗東・友道)は後方から追い込むも6着に終わった。今後はインターナショナルS・英G1(8月21日・ヨーク)へ向かう。勝ったのは英国の女傑
エネイブル。
クリスタルオーシャンとの激しい追い比べを制し、一昨年に続く2度目のV。11連勝でG1・9勝目となった。
馬場に泣かされた。前夜の雨の影響で稍重の状態。
シュヴァルグランはスタートこそスムーズに出たが、向正面でノメるなど、リズム良く運ぶことができなかった。
エネイブルと
クリスタルオーシャンの歴史に残る名勝負をはるか前に見ながら、離れた6着でゴールした。
コンビを組んだマーフィーは「100%力を発揮できる馬場ではなかった。状態は良かったし、次に期待したい」と残念そうに振り返った。
一夜明けた28日は、ウオーキング
マシンで約1時間の運動を行った。大江助手は「最後までやめることなく、一生懸命に走ってくれたのでさすがに疲れはありました。でも、歩様などは問題ありません」と大きなダメージはなさそう。
次の目標に掲げたインターナショナルSでの雪辱へ向け、このままニューマーケットに滞在して準備を進めていく。
提供:デイリースポーツ