NHKマイルC2着の後、一旦放牧へ出て、7月12日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した
ケイデンスコール(栗東・安田隆行厩舎)。今朝31日は次走予定の
関屋記念(8月11日・新潟芝1600m)に向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した直後のCWコース。
斎藤新騎手(レースは
石橋脩騎手)を背に、
スマートコマンダーを追いかける内容だったが、最初はゆっくり、徐々に速くというラップで3コーナーから4コーナーへと向かっていった。
最後の直線は外から前を捕まえに行ったが、一瞬で交わすというよりもジリジリと前を捕まえる感じ。それでもゴールではきっちりと先着しており、時計は6F81.3〜5F65.8〜4F51.1〜3F37.2〜1F11.6秒と速い。
もともと右回りのCWでは派手な動きをするタイプではない。よって、時計としてこれだけの負荷をかけられていれば、それで十分。もちろん動きが悪いわけでもなく、ここまで順調に仕上がっているという判断でよいだろう。
(取材・文:井内利彰)