レパードS(GIII・新潟ダ1800m)に美浦から出走する各馬について、追い切り後の関係者のコメント。
【美浦トレセン追い切り組(7月31日)】
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トイガー(牡3・美浦・高市圭二)について、高市調教師
「前走(JDD・JpnI・6着)はスタートで躓いてしまって、もったいなかったですね。先週までしっかりとやっていますし、今週は併せ馬で追い切ってまずまず良い動きでした。距離も左回りも問題ありませんので、新潟ダート1800mでもやれるでしょう。
前走は躓いてしまいましたが、今回はもう少し前めの位置取りで運びたいですね。暑さは問題ありません」
ワシントンテソーロ(牡3・美浦・
斎藤誠)について、斎藤調教師
「レース間隔が詰まっていますので、今週はサラッと追い切りました。ここまで順調に来ていますし、ジョッキーとも手が合っていると思います。新潟コースに替わりますが、他の馬より早め早めのレースをして、好調を生かして持ち味を出せればと思っています」
【新潟競馬場追い切り組(7月31日)】
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ヴァイトブリック(牡3・美浦・
和田正一郎)について、和田調教師
「今週は前の馬を追走しながら外を回し、4コーナーの出口あたりで並ぶという追い切りをしました。現地からの報告では、終い併せてからも併せた馬より手応えは上回っていたとのことです。行きたがる面があるのですが、それを我慢させて最後は抜け出すという想定した通りの追い切りができたようです。
初めての環境で力みが強いところがあり、今週の水曜日も警戒したようですが、前日より力は抜けてたということです。前走(
ユニコーンS・GIII・11着)は集中力を少し欠いてゲートの中で動いたので、伸び上がる感じでスタートしてリズムが狂ってしまいました。能力はあるので、精神面を整えていければと思います。新潟も暑いので、体調管理には気を付けていきます」
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ハヤヤッコ(牡3・美浦・
国枝栄)について、国枝調教師
「前走(青竜S)は芝スタートの1600mで、この馬には忙しかったですね。今回は欲を言えばもう少しかなという感じもありますが、仕上がりとしてはまずまず良いですね。白毛なので暑さの影響は今のところないですけど、馬も暑いなという顔をしているように見えますね。
前走は芝スタートの1600mで、この馬には忙しい競馬になりました。今回は距離も延びてダー
トスタートになりますし、新潟コースも問題ないでしょう」
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ブリッツェンシチー(牡3・美浦・
古賀慎明)、
リープリングスター(セン3・美浦・
木村哲也)は抽選で除外
(取材・文:佐々木祥恵)