5日、
川崎競馬場で行われた準重賞・芙蓉賞(
戸塚記念TR・3歳・ダ2000m)は、3番手で進めた
真島大輔騎手騎乗の2番人気
ダンサーバローズ(牡3、大井・
森下淳平厩舎)が直線で抜け出し、最後は2着の1番人気
トーセンボルガ(牡3、浦和・
小久保智厩舎)に4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分11秒9(良)。
【
森下淳平調教師のコメント】
「すごくいい勝ち方をしてくれました。ちょっと今まで力を発揮させられてなかったので、色々考えながらやっている中で、馬の調子はいいし、スタッフもよくやってくれているんですけど、なかなか結果につながらなかったんですが、今回はしっかり走って強い勝ち方をしてくれました。
逃げの一手のようなところのあった馬ですが、今日は番手からの差しで、真島騎手がそうした競馬をさせてくれたので、こういう競馬を続けていけば力を発揮していけると思います。もともと能力のある馬ですので、上でも勝てるよう頑張ります。この後は、
戸塚記念に直行という予定です」
――自身の300勝について
「(この勝利で300勝達成は)知りませんでした。ちょっと時間が掛かったかなと思うんですよね。いい馬を預けて頂いている中で。もっと期待に応えられるように、頑張っていかないといけないというのはあります。ここまで積み重ねて来れたのは、関わって下さっている色んな方々のお陰です。今後は、数字的な目標があるわけではありませんが、やはり、
東京ダービーはまた勝ちたいですし、やはり、強い馬作りというのをちゃんとしていけるように、努力を続けていきたいというのが一番です」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)