現地時間10日、イギリスの
アスコット競馬場で、チーム対抗戦の国際騎手招待競走『シャーガーカップ』が行われ、
川田将雅騎手がキャプテンを務める世界選抜チームが見事に優勝を果たした。
川田騎手は第2戦で4着、第4戦・第6戦で3着に入り計19ポイントを獲得。女性騎手選抜チームの藤田菜七子騎手は第3戦で4着、第5戦で5着に入り計8ポイントを獲得した。
チーム対抗戦の結果は以下の通り。
86ポイント 世界選抜チーム
63ポイント ヨーロッパ選抜チーム
63ポイント 女性騎手選抜チーム
28ポイント 英愛選抜チーム
また個人では、第2戦・第5戦を制した女性騎手選抜チームキャプテンのヘイリー・ターナー騎手が最多の40ポイントを獲得。昨年に続く『シルバー
サドル賞』連覇を達成した。
川田将雅騎手のコメント
「チームとして優勝できたので、とてもありがたく思っています。最終レース前はなんとか優勝したいねと皆で話していたのですが、3人とも人気がなくて、それまでレースで自分も勝てていなかったですから、最終レースで3着になることができてようやく少し貢献できたかなと思います。
1年ぶりに
アスコット競馬場に戻ってくることができて、このようなシャーガーカップの舞台でチームとして優勝できたので、素晴らしい一日になりました。またこのような機会をいただけるように頑張っていきたいと思います」
藤田菜七子騎手のコメント
「日本との競馬の違いを感じることができました。勝つことができなくて残念でとても悔しかったのですが、とても良い経験をすることができました。初めての場所で緊張もしたので、楽しむというところまではできなかったですね。
シャーガーカップで様々なことを学ぶことができましたし、日本に帰ってまた精進していきたいと思います」
(
JRAのプレスリリースより)