「
北九州記念・G3」(18日、小倉)
先週水曜の栗東坂路で、一番時計となる4F49秒7をマークした
アンヴァル。既に仕上がっているため、14日の栗東坂路では全くの馬なりで4F53秒6-39秒3-12秒3を刻んだ。
「予定通りにサラッと追った程度。先週でもそんなに時計を出すつもりはなかったが、あのタイムが出ましたからね。成長しているんだと思う」。助田助手は青写真通りの追い切りにうなずく。
昨年の
北九州記念はスタートで挟まれる不利を受けて10着。不完全燃焼の競馬に終わったが、同助手は「未勝利戦を勝ったのが小倉。だから悪いイメージは持っていませんよ」と前向きだ。祖父は先日、この世を去った
キングカメハメハ。流れる偉大な血を武器に重賞初制覇へと挑む。
提供:デイリースポーツ