サマー2000シリーズ最終戦の
新潟記念(9/1・GIII・ハンデ・新潟芝2000m)に美浦から出走する注目馬2頭が、21日(水)に1週前追い切りを行った。追い切り後の関係者のコメント。
■前走の
エプソムC(GIII)で重賞初制覇の
レイエンダ(牡4・美浦・
藤沢和雄)は坂路コースで追い切っている。大江原調教助手のコメント。
「坂路で追い切りましたが、元気一杯です。
エプソムCはチークピーシーズを着けて臨みましたが、あのくらいの能力はある馬です。
新潟記念はハンデ戦になりますが、この馬自体は斤量負けはしないので、あとはこの馬より斤量の軽い馬と戦ってどうなるかだと思います。
脚質的に後方からの競馬一辺倒ではないので、流れに乗ってレースができるでしょうし、新潟の外回りも合っていると思います。この後のことを考えても、頑張ってほしいですね」
■500万クラスから3勝クラスまで3連勝中の
カヴァル(牡4・美浦・
勢司和浩)も坂路コースで追い切っている。大塚調教助手のコメント。
「前走(
マレーシアC)後はノーザン
ファーム天栄で調整をして、3週間前には戻ってきましたが、これはいつも通りのパターンです。3連勝中ですが、体がしっかりしてきましたし、馬体に幅が出て良くなってきました。
左回りの2000mはこの馬にとって申し分のない条件ですし、力を発揮できると思います。初めての重賞でも、決め手があるのでチャンスはあるでしょう」
(取材・文:佐々木祥恵)