現地時間22日、イギリスのヨーク競馬場でG1・ヨークシャー
オークス(3歳上牝・芝2370m・4頭・1着賞金約24万
ポンド=3145万円)が行われた。
好スタートからハナを切ったのが1番人気の
エネイブル(牝5、L.デットーリ騎手)。最後の直線では追い出しを待ち一旦は2番人気
マジカル(牝4、R.ムーア騎手)が並びかける場面もあったが、ゴール前でもう一度突き放し、2.3/4馬身差をつけての完勝を収めた。勝ちタイムは2分29秒90(良)。
マジカルから10馬身差の3着には
ラーティダー(牝4、W.ビュイック騎手)、さらに1.1/2馬身差の4着には
サウスシーパール(牝3、S.ヘファナン騎手)が入った。
エネイブルは父
Nathaniel、
母Concentric、
その父Sadler's Wellsという血統。イギリスのジョン・ゴスデン厩舎の管理馬。
今回の勝利で、一昨年・昨年の
凱旋門賞(仏G1)連覇、昨年の
BCターフ(米G1)などを含むG1・10勝目をあげた。ヨークシャー
オークスは一昨年に続く2勝目。