前走は初めての芝1200mだったのにもかかわらず、G1の
高松宮記念を制した
ミスターメロディ(栗東・
藤原英昭厩舎)。8月7日にノーザンFしがらきから帰厩しており、今朝28日は
セントウルS(9月8日・阪神芝1200m)に向けた1週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCWコースで単走。
福永祐一騎手が跨って、3コーナーから入場して、4Fポッキリの追い切りだった。
以前なら馬場に入って、キャンターを促すと引っ掛かるような仕草を見せていたが、今ではそんな素振りもない。その分だけ、フットワークに脚がたまっている感があって、最後まで力強い走り。
時計は4F52.4〜3F36.8〜1F11.8秒。数字的にも評価できる追い切りではあるが、ここはスタートからゴールまでの走りがきれいだったことを高く評価すべき。個人的には春よりもいろんな意味で
パワーアップしている印象を受けるだけに、レースでの走りが本当に楽しみ。
(取材・文:井内利彰)