松山弘平騎手(29)=栗東・フリー=が初の夏の小倉リーディング獲得に向けて意欲を燃やしている。24日の小倉3RでJRA通算600勝を達成するなど4勝の固め打ちを決め、第2回小倉で14勝をマーク。2位の福永に2勝差をつけ、単独トップに立っている。
「馬が走るから。馬の調子がいいからだと思います」と笑顔を浮かべながら要因を挙げつつ、「昨年2位で獲れなくて悔しい思いをしたし、ひとつでも多く勝てるように頑張りたいという気持ちが(結果に)つながっていると思う」と分析する。
最終週は土日ともに小倉で騎乗する。「冬は獲ったことがあるけど、夏はまだない。あまり意識はしていないが、あとから記録はついてくると思う。小倉は初勝利(
トミケンプライマリ)、100勝(
サイドアタック)を挙げた舞台ですし、好きな競馬場なのでいい形で終えられれば」。華麗に締めくくり、秋の飛躍へとつなげる。(デイリースポーツ・赤尾慶太)
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