28日、
大井競馬場で行われた第26回
アフター5スター賞(3歳上・ダ1200m・1着賞金1300万円)は、中団でレースを進めた
森泰斗騎手騎乗の1番人気
キタサンミカヅキ(牡9、船橋・
佐藤賢二厩舎)が、ゴール前で5番人気
キャンドルグラス(牡5、船橋・
川島正一厩舎)を差し切り、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒9(重)。
【
森泰斗騎手のコメント】
「前半反応が悪くて手応えもなくて、かなり心配しました。同一重賞の3連覇というのはなかなか出来ることではないですし、僕自身、ちょっと年齢的なものとか反応の悪さを心配していたんですが、レースが終わってみると馬に謝りたいような気持ちです。
年度代表馬の背中にいるというのはプレッシャーを感じますけど、そこに指名していただける喜びも感じていますし、ジョッキーとして誇らしく、ありがたく思います。秋にはビッグレースにチャレンジしていくことになります。もう9歳ですが、この馬と一緒に頑張ってオジ様たちに勇気を与えられる存在でいてほしいです。今日は、前の2回のような素晴らしい勝ち方ではありませんでしたが、勝てて本当によかったです」
【
佐藤賢二調教師のコメント】
「前走の
プラチナカップを使った後、間が開いたんですが、中間イマイチ攻めきれないところがあったのでちょっと不安でした。終いしっかり伸びてくれたので良かったと思います。前走時もそうだったんですが、万全の態勢ではなかったので、勝てて良かったです。
次走については、まだ馬の状態を見ないと何とも言えません。いつもどおり
東京盃には行きたいと思っています。次出るときはビシッと仕上げて、ファンの皆様に迷惑を掛けないよう頑張ります」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)