三石軽種馬生産振興会青年部(前川勝春部長)主催の「
ロードカナロアの故郷レディースツアー」が8月30日から9月1日まで2泊3日の日程で、日高・胆振管内の
ロードカナロアゆかりの地を巡った。
女性競馬ファンと軽種馬牧場後継者の交流を目的に、今年で24年目を迎える人気のイ
ベント。町内の三石産馬で国内外の短距離GIレースを制し、平成25年度の
JRA年度代表馬、昨年には
JRA顕彰馬に選定された名馬
ロードカナロアの故郷を巡るツアー。
今年も道内外から過去最高の女性競馬ファン32人、青年部からは15人が参加した。
初日は新千歳空港に集合し、種牡馬として
ロードカナロアがけい養されている胆振管内安平町の社台スタリオン
ステーションを訪問。
ロードカナロアと対面を果たすと、参加者たちからは喜びの声が上がった。
続いて、新冠町の優駿スタリオン
ステーションでけい養の種牡馬を見学。
2日目は、馬のイラストレーター・おがわじゅりさん(宮城県在住)がバスに同乗しておがわさんデザインの牧場看板などを見学。三石鳧舞の乗馬施設・MKランチで乗馬体験をした後、
ロードカナロアの生まれ故郷である三石川上のケイアイ
ファームへ向かい、1200mの坂路を歩くなど貴重な体験を楽しんでいた。
このあと浦河町に向かい
イーストスタッドと
JRA日高育成牧場も見学した。
夜はみついし農協倉庫での特産のみついし牛を使ったバーべキューで盛り上がった。
最終日は二十間道路桜並木沿いにあるレックススタッドと
アロースタッド、新冠町のビッグレッド
ファーム、日高町のブ
リーダーズ・スタリオン・
ステーションの種馬場を巡って名馬たちを見学。さまざまな思い出を作り、参加者たちは満足した様子で帰途に着いた。
日高報知新聞社