4日、
川崎競馬場で行われた第48回
戸塚記念(3歳・ダ2100m・1着賞金3000万円)は、2番手でレースを進め2周目の3コーナー手前で早め先頭に立った
山崎誠士騎手騎乗の1番人気
ヒカリオーソ(牡3、川崎・
岩本洋厩舎)が、直後から差を詰める2番人気
ウィンターフェル(牡3、船橋・
川島正一厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分16秒3(不良)。
【
山崎誠士騎手のコメント】
「(ゴール後の
ガッツポーズは)いやメチャクチャ嬉しかったです。
少し間が開いたんですけど、それを感じさせない仕上がりを厩舎の皆さんが作ってくれたので、自信を持って乗ることができました。無理に逃げにこだわることはなかったので、(2番手は)展開的には理想的かなと思っていました。(3コーナーで先頭は)手応え十分だったので、ラ
イバルの馬たちがどんな脚を使ってくるかなと思ったんですが、何とか最後まで凌いでくれました。ゴール前、余裕はなかったですが、何とか頑張ってくれと思いながら追いました。
馬体も少し増えた分、力強さが増したと思います。馬は成長段階にあると思うので、これからもっと強い
ヒカリオーソを見ていただけるように頑張りたいと思います。
東京ダービーも嬉しかったですが、今日は地元川崎で勝てて喜びもひとしおです。
【
岩本洋調教師のコメント】
「レースも思うように進んでくれて、いいレースをしてくれたので、非常に嬉しいです。
外に
トーセンボルガがいるので、外から被せられたら嫌なので少し出していこうと話していました。思った通りに乗ってくれたので満足しています。終いもしっかりしていますし、ほぼ4コーナーで行けそうだと思いました。
久々の地元でしたが、いつもより落ち着いていていい状態だったと思っています。+7kgは成長分でしょう。追い切りも非常に良くて、ダービー馬に恥じないレースをということで仕上げはきっちりやっていました。
次走は、馬の様子を見てから決めたいと思います。(目標にしたいレースは)ダービー
グランプリとかあるんですが、あくまで馬の状態次第です」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)