7日、中山競馬場で行われた
紫苑S(3歳上・牝・GIII・芝2000m)は、好位追走から脚を伸ばした
戸崎圭太騎手騎乗の2番人気
パッシングスルー(牝3、美浦・
黒岩陽一厩舎)と、直線で内を突いた6番人気
フェアリーポルカ(牝3、栗東・
西村真幸厩舎)が並んでゴール。写真判定の結果、
パッシングスルーに軍配が上がった。勝ちタイムは1分58秒3(良)。
フェアリーポルカはハナ差の2着。さらに1/2馬身差の3着に1番人気
カレンブーケドール(牝3、美浦・
国枝栄厩舎)が入った。なお、3番人気
レッドベルディエス(牝3、美浦・
鹿戸雄一厩舎)は4着に終わった。
勝った
パッシングスルーは、父
ルーラーシップ、
母マイティースルー、
その父クロフネという血統。7月7日の1勝クラス以来のレースを勝利で飾り、初めての重賞タイトルを獲得した。また、本馬及び2着の
フェアリーポルカ、3着の
カレンブーケドールは、10月13日に京都競馬場で行われる
秋華賞の優先出走権を獲得した。