G1
凱旋門賞の前日に、パリ近郊の
サンクルー競馬場で開催される現役馬セール「アルカナ・
アークセール」の上場予定馬が発表になった。
翌日にロンシャン競馬場で行われるG1競走に出馬登録をしている馬が上場されることも珍しくないのがこのセールで、昨年も、ここで39万ユーロ(当時のレートで約5180万円)で購買された
リリーズキャンドル(父
スタイルヴァンドーム)が、翌日に新たな馬主の服色を背にG1マルセルブーサック賞(芝1600m)に優勝している。
今年も、8月17日に
ドーヴィルで行われたLRクリテリウムドフォンズ(芝1600m)勝ち馬で、G1
ジャンルクラガルデル賞(芝1600m)に登録のあるヘルタースケルター(牡2、父
ウートンバセット)や、9月1日にロンシャンで行われたG3ラロシェット賞(芝1400m)4着馬で、G1マルセルブーサック賞に登録のあるルオーゲ(牝2、父ベイテッドブレス)らが上場予定。
更に3歳以上の馬では、5月に
シャンティイで行われたG3ギシェ賞(芝1800m)を3馬身差で制した実績のあるフロップショット(牡3、父
ニューアプローチ)や、5月に
サンクルーで行われたG3ペ
ネロープ賞(芝2100m)を制した実績のあるカルティム(牝3、父ケイプクロス)が上場を予定している。
(文:合田直弘)