「フォワ賞・仏G2」(15日、パリロンシャン)
凱旋門賞に向けて暗雲が立ち込めた。4頭立てで行われた前哨戦。日本から参戦した
キセキは、健闘むなしく3着に敗れた。
好スタートからハナを切り、道中は地元馬3頭を従えて一列に。しかし、直線に向くと、ラ
イバルたちが繰り出すスパートにあらがう余力はなかった。ピタリと後ろにつけた
ヴァルトガイストがあっさり抜け出して連覇達成。
ウェイトゥパリスが2着に続いた。
角居師は「できれば逃げ馬の後ろで控える形が良かった」とこぼしつつ、「ジョッキーにしっかりと追ってもらいましたし、また
凱旋門賞に向けて頑張ります」と気持ちを切り替えた様子。スミヨンも「長い休み明けだったので、これを使って良くなるはず。コースの経験もできたので、本番に向けてシェイプアップしていければ」と前向きだった。
提供:デイリースポーツ