16日にフランスの
メゾンラフィット競馬場で行われた
メゾンラフィットC(La Coupe de Maisons-Laffitte、3歳上・G3・芝直線2000m・5頭・1着賞金40,000ユーロ=約476万円)は、先手を取ったM.バルザローナ騎手騎乗のヴィラロザ(牝4、仏・HF.デヴィン厩舎)がそのまま先頭を譲らず優勝した。勝ちタイムは2分05秒09(良)。
2着には3/4馬身差で昨年のG1・ジャンプラ賞の勝ち馬
インテロジャント(牡4、仏・F.シャペ厩舎)が入り、人気の
トレスフリュオース(牡5、仏・A.
ファーブル厩舎)が1/2馬身差の3着に入った。
昨年まで日本で競走生活を送り、フランスに移籍した
モンドシャルナ(Monde Chat Luna、牡8、仏・
清水裕夫厩舎)は
M.ミシェル騎手が騎乗。勝ち馬の外に併せるように先行し、最後は人気の3頭には離されたが、3馬身差の4着となった。
なお、100年以上の歴史を持つ、直線2000mで行われる本レースは、
メゾンラフィット競馬場が今年いっぱいで廃止となる見込みで、今回を最後にその歴史を閉じることになる。現地記者によると、同じような条件のレースを別の競馬場で実施するのでは、しかし名前は残らないのではとのこと。
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)