引退競走馬を一般公開している北海道浦河町の「うらかわ優駿ビレッジ・アエル」で18日、93年ダービー馬
ウイニングチケット(セン29歳)のたてがみの一部が切り取られているのが分かった。同牧場は同日、道警浦河警察署に被害届を提出する。
アエルの太田篤志氏によると、15日にインターネットのフリーマーケットアプリ「メルカリ」に、
ウイニングチケットのたてがみが出品されているとの情報が寄せられ、16日朝にスタッフが繋養馬を確認したところ、たてがみ幅約10センチ、長さ約20センチが切り取られているのが明らかになったという。
太田氏は「恐らく、12日から14日の間に切られたのではないかと。ショックというか…何のためにこんなことをするのか。チケットのことを好きなファンなら絶対にしないこと。誰も得をしませんからね」と話し、今後の牧場見学については「牧場が一般道に面しているところもあるので、完全に禁止にするのは難しい。いろいろと検討していきたい」とした。
15日には日高町で
タイキシャトル、
ローズキングダムのたてがみが切られる事件があったばかり。連日の報道を受け、見学を全面禁止にする牧場も増えているという。
提供:デイリースポーツ