「
オールカマー・G2」(22日、中山)
具合のいい証しだ。美浦Wで19日、菊沢を背に
ミッキースワローが3頭併せを敢行。大きく先行する
ダノンハイパワー(5歳2勝クラス)、
トーセンコパン(2歳未勝利)に4角で追いつくと、脚色は衰えず2頭に先着を決めた。5F65秒2-38秒2-12秒0。
ダノンハイパワーに騎乗していた菊沢師は「僕らが前の方を走っていたからね」と序盤は直接見ていなかったが「この馬に何度も乗っているジョッキーだから任せたけど、下りた時に聞いたら“いいです”って。(馬は)戻ってきてもケロッとして、涼しい顔をしていたよ」と元気な姿に目を細めた。「体は徐々にしっかりしてきたし、精神的にも普段、余計なことをしなくなっている」と
パワーアップを感じていた。
七夕賞を好騎乗で勝利に導いた息子が引き続きコンビを組み、G1馬をはじめ強豪が集う一戦に挑む。「ジョッキーはG1馬の強さを知らないから。いい経験になるんじゃないか」と指揮官。怖いもの知らずの思い切った乗り方で重賞連勝を決めるか。
提供:デイリースポーツ