9月7日に行われた紫苑S(GIII・中山芝2000m)を制したパッシングスルー(牝3、美浦・黒岩陽一厩舎)は戸崎圭太騎手とのコンビで、10月13日に行われる秋華賞(GI・京都芝2000m)へ向かうことがわかった。

　パッシングスルーは父ルーラーシップ、母マイティースルー、その父クロフネという血統。前走の紫苑Sでは、オークス2着馬のカレンブーケドール(牝3、美浦・国枝栄厩舎)を下しての重賞初制覇を飾っている。通算成績は5戦3勝。

　なお、戸崎騎手が騎乗してローズS(GII)で3着だったウィクトーリア(牝3、美浦・小島茂之厩舎)は左前繋靱帯の損傷のため、秋華賞は回避予定となっている。