春秋ス
プリントGI連覇を狙う
ミスターメロディに、春の
高松宮記念で健在振りを示した
セイウンコウセイなどの実績馬に、若い勢力が挑む1戦。
◎
タワーオブロンドンに期待した。今年に入ってから京王杯ス
プリングCと
セントウルSでレコード勝ち。とくに前走の
セントウルSは最後の1ハロンで後続を突き放した脚が素晴らしかった。血統的には純然たるス
プリンターとは思いにくいが、父系をさかのぼればゴーンウェストからミスタープロ
スペクターへと繋がる快速血統だ。重厚な母系が底力を加えているのだろうか。函館ス
プリントS、
キーンランドCは58キロが微妙に影響したのかもしれないが、それ以上に初めて経験するペースに戸惑ったようにも見えた。中山競馬場は初めてとなるが、同じようにゴール前に急坂がある阪神コースで3勝をあげているように坂を苦にするタイプではなさそうだ。
強かったといえば、春シーズンの○
モズスーパーフレアは強かった。カーバンクルSが前半3ハロン32秒8で、
オーシャンSは32秒3。
ハイラップを踏んで後続を力で封じ込めた。2004年に米国のチャンピオンス
プリンターとなったスパイツタウンゆずりの快速が本格化した印象だ。この馬の父系もまたゴーンウェストにさかのぼるのが印象的だ。
勝てば
スプリンターズS史上初の父子制覇となる▲
ダノンスマッシュも当然圏内だ。実際、こちらもス
プリント戦を使われるようになってからひと皮剥けた印象で、まだ奥がありそう。
シルクロードS、
京阪杯の内容からこの枠は、この馬にとって有利な印象もある。
セントウルSで改めて短距離の適性を示した△
ファンタジスト、デビューから一貫してス
プリント路線を歩み堅実な成績を残している△
ディアンドルは将来性も含めてどんな競馬をしてくれるか楽しみだ。最後に1頭△
ダイメイプリンセスの名前もあげておきたい。