秋初戦の
ローズSをレコード勝ちした
ダノンファンタジー(栗東・
中内田充正厩舎)。レース後も栗東で順調に調整されており、今朝2日は
秋華賞(10月13日・京都芝2000m)に向けた1週前追い切りが行われている。
馬の少ない時間帯のDコース、芝馬場に1頭で入場。向正面での走りは落ち着いた感じで、
ローズSの追い切りの時に見せていたような素振りはなかった。ただ、そんなこともあって、安定したフットワークでスピードに乗っていく。
最後の直線は4コーナーから乗ったスピードを持続していく感じ。最後は楽にゴールしているが、時計は6F79.1〜5F62.4〜4F48.4〜3F35.9〜1F12.0秒。後半がきっちり速い時計になっており、1週前追いの負荷としてはちょうどよい。
追い切り後に厩舎へ引き上げていく様子を見ても、息の入りは良さそう。レコード勝ちの反動が気になるところだが、一連の調教の様子を見るかぎりは心配ないと判断したい。
(取材・文:井内利彰)