GIは
朝日杯FS、
NHKマイルCを勝ち、マイルの距離では5戦負けなしの
アドマイヤマーズ(栗東・
友道康夫厩舎)。秋初戦は富士S(10月19日・東京芝1600m)では初めての古馬対決となるが、そこにしっかり仕上げて出走すべく、今朝2日にレースへ向けた2週前追い切りを行っている。
CWコースで
ジュンライトボルトを追いかける形だったが、6F標識の地点では2秒以上の差。これを3コーナーから4コーナーの地点で一気に詰めて、最後の直線は相手の外を回ってくるというタフな内容。
最後の直線では被せられた
ジュンライトボルトが抵抗することもできずに交わされてしまい、最後は大きく先着してのゴール。時計は6F80.0〜5F65.5〜4F51.7〜3F38.1〜1F12.4秒と6Fからしっかり時計を出しながら、最後まできっちり動けるあたりはさすが。
とはいっても、2週前追い切りということもあり、追い切り直後の息の入りは遅め。ただ、このひと追いで上昇してくるのは間違いないだろうし、来週以降の動きにも注目したいところ。
(取材・文:井内利彰)