前走
ローズSでは6番人気の低評価を覆す走りで、勝ち馬とはクビ差の2着を確保した
ビーチサンバ(栗東・
友道康夫厩舎)。今朝3日は特別登録されている
秋華賞(10月13日・京都芝2000m)に向けた1週前追い切りを行っている。
CWコースで単走。前走時に比べると、頭の位置が少し上がってきて、ハミにもたれるように見えなくなってきた走り。その分だけ、全体的に力強い走りができているといった感じだった。
程よくスピードに乗って、最後の直線に向いてくるが、この時の走りは明らかに前走時よりも動けている。時計は6F82.7〜5F67.5〜4F52.9〜3F38.8〜1F12.4秒と数字自体は決して速くないものの、ゴール前は追えば追うだけ伸びそうといった走りだった。
個人的には馬体も前走よりシャープになっているように見えるし、一度使った上積みは大きい感じ。そのあたりの手応えは騎乗していた大江祐輔調教助手も感じているようなので、あとは京都芝2000m内回りという舞台設定でどこまで走れるかといったところだろう。
(取材・文:井内利彰)