10月13日(日)に京都競馬場で行われる牝馬3冠最終戦の
秋華賞(GI・芝2000m)に向けて、2日(水)に1週前追い切りを消化した注目馬3頭について、関係者のコメント。
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カレンブーケドール(牝3・美浦・
国枝栄)について、国枝調教師
「前走(
紫苑S・GIII・3着)は強気の競馬でしたし、まだ良化途上だったことを考えると、よく頑張ってくれたと思います。春シーズンよりも、体に張りが出てきた感じがしますね。注文のつかない乗りやすい馬なので京都コースも大丈夫でしょう。時計を含めて、いろいろな面で対応できると思います。今週はビシッとやっていますので、来週は終いだけサッと伸ばすような追い切りをする予定です」
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コントラチェック(牝3・美浦・
藤沢和雄)について、津曲調教助手
「
オークス(GI・9着)は距離も長かったですが、わりと速いペースの中で2番手から追走した分、最後は止まってしまいました。レース後はノーザン
ファーム天栄に放牧に出して、立て直しています。こちらに帰厩後も順調に乗り込んでいますし、気の良いタイプなので久々も気にしません。本来2000mくらい距離が合っていますし、先行力があるのでスピードを生かせると思います。前走で少し減っていた体も回復していますし、輸送を考慮してうまく調整をしていきます」
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シェーングランツ(牝3・美浦・
藤沢和雄)について、津曲調教助手
「
オークス(7着)は直線で差を詰めていて、終いは堅実に走るところを見せてくれましたし、頑張っていたと思います。レース後は山元トレセンに放牧に出ました。こちらに帰厩してからも順調に乗り込んでいて、仕上がってきています。春より馬体がひと回り成長して体もしっかりしてきましたね」
(取材・文:佐々木祥恵)