勢いづいたら止まらない。2日の
東京盃(大井)でJRA女性騎手初の重賞制覇を決めた藤田菜七子が、まだまだ暴れ足りないとばかりに5日の新潟で大無双。自身初となる怒濤(どとう)の1日4勝をマークし、新潟の年間リーディングで、戸崎圭に2勝差をつけてトップに立った。
まずは5R(2番人気
クリスタルアワード)でJRA騎乗機会3週連続Vを達成すると、7R(2番人気
キクノフェリックス)、8R(2番人気
シーオブザムーン)では見事な差し切りVを披露した。そして9R。2番人気の
パリテソーロを番手で巧みに導き、早め先頭から後続を寄せ付けず完勝した。
「たくさんの馬に乗せていただいてありがたいですし、きょうはいい結果を出すことができて良かったです。まだ新潟開催は続きますし、東京、門別、浦和もありますからね。流れはいいので、ケガなどに気をつけて乗りたいです」と笑顔の菜七子。これで今年のJRA34勝目、通算では81勝目に到達した。
提供:デイリースポーツ