6日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞(G1・3歳上・牡牝・芝2400m・12頭)は、中団後方から進めたP.ブドー騎手騎乗の9番人気
ヴァルトガイスト(牡5、仏・A.
ファーブル厩舎)が、直線で先に抜け出したL.デットーリ騎手騎乗の1番人気
エネイブル(牝5、英・J.ゴスデン厩舎)をゴール前で外から差し切り、これに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分31秒97(重)。
3着には1.3/4馬身差でC.デムーロ騎手騎乗の3番人気
ソットサス(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)、4着にはさらに1/2馬身差でR.ムーア騎手騎乗の2番人気
ジャパン(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が入った。
武豊騎手騎乗の10番人気ソフ
トライト(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)は6着。
日本勢では、スタート一息で中団後方から進めたC.スミヨン騎手騎乗の6番人気
キセキ(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)が7着で最先着。
川田将雅騎手騎乗の5番人気
ブラストワンピース(牡4、美浦・
大竹正博厩舎)は中団から進めたが直線で伸びず11着、
C.ルメール騎手騎乗の4番人気
フィエールマン(牡4、美浦・
手塚貴久厩舎)は好位集団で進めたが最下位の12着となった。
勝った
ヴァルトガイストは
父Galileo、
母Waldlerche、
その父Monsunという血統。前哨戦のG2・フォワ賞を制して臨んだ大一番で、3連覇が懸かっていた女王
エネイブルを見事に差し切った。G1は2016年クリテリウムド
サンクルー、2018年
サンクルー大賞、2019年ガネー賞に続く4勝目。通算成績はこれで21戦9勝となった。
※人気は国内でのオッズで表記しております。