9月20日にノーザンF天栄から帰厩した
ワグネリアン(栗東・
友道康夫厩舎)。次走は
天皇賞・秋(10月27日・東京芝2000m)に出走予定で、先週は芝馬場で単走追い切り。今朝9日の2週前追い切りはCWコースでの3頭併せだった。
エカテリンブルク、
ランブリングアレーの2頭が先行して、それを最後方から追いかける形。6F地点では真ん中
ランブリングアレーとの差が3馬身ほどあったが、3コーナーを過ぎたあたりでは、グンと行きたがる仕草を見せて、その差が詰まった。
最後の直線は最内からあっさりと前2頭を追い抜いていく。これに
ランブリングアレーがついてくる形で、ゴール前は2頭の併せ馬。ただ、最後まで楽だったのは
ワグネリアンで、先着してのフィニッシュとなっている。
時計は6F83.6〜5F68.0〜4F52.5〜3F37.7〜1F12.3秒。3Fが非常に速い時計になっており、コーナーリングでのスピード感はこの数字からも伝わってくるはず。ただ、今週の行きっぷりだと、来週以降の
テンションが気になるところなので、そのあたりはしっかりと見極めていきたい。
(取材・文:井内利彰)