9日、
浦和競馬場で行われた「2019ヤングジョッキーズシリーズ」
トライアルラウンド浦和・第1戦(ダ1400m・12頭)は、縦長の隊列の中団前目から進めた
小林凌大騎手騎乗の6番人気
ウインストロベリー(牝4、浦和・
酒井一則厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、ゴール前で各馬を捕え優勝した。勝ちタイムは1分32秒2(稍)。
また、同日に行われた同第2戦(ダ1400m・12頭)は、後方から進めた山田敬士騎手騎乗の5番人気
シェナフウジン(牡3、浦和・
冨田敏男厩舎)が、直線で前を行く各馬を一気に捕えて優勝した。勝ちタイムは1分30秒4(稍)。
【
小林凌大騎手のコメント】
「浦和のコースは初めてでしたが、言われたとおりコーナーがキツくて、ふくれないように意識はしてましたが、難しかったです。
2番手に付けられたらいいなと思ってたんですけど、他の馬たちが速くて控える形になってしまって。それで、馬が砂を被るのを嫌がったので腹をくくって、向正面からずっと仕掛けるような形になってしまったんですけど、最後は馬が頑張ってくれました。
ファイナルラウンドには出られそうだと思うんですけど、またいい成績が残せるよう頑張りたいです」
【山田敬士騎手のコメント】
「僕の思っていたとおりには乗れました。調教師の先生にも厩務員さんにも乗っている騎手の方にもこの馬の特徴を聞いて、自分の中での馬のイメージは出来ていたので、全体的な流れとしてはスムーズに上手く乗れたと思います。
トライアルラウンドでは勝ったことがなく最高3着だったので、今回の1着で
ファイナルラウンドに近づけたので、どうしても出てみたいなと思っています。次は川崎もあるので、それに向けてしっかり頑張っていきたいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)