netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
秋華賞の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
友道康夫厩舎×
福永祐一騎手(
ビーチサンバ)】
友道康夫厩舎といえば、
神戸新聞杯の際に
武豊騎手とのコンビを「
ゴールデンコンビ」として取り上げたが、
福永祐一騎手とのコンビも負けてはいない。
武豊騎手が「厳選の勝負騎手」であるとすれば、
福永祐一騎手は「最も頼れる主戦」という表現が適切だろう。「直近5年」で109回の騎乗は藤岡康太騎手、
岩田康誠騎手に次ぐ3番目。しかし複勝率および複勝回収率が、藤岡康太騎手が29.6%と65.6%、
岩田康誠騎手37.1%、66.5%であるのに対して、
福永祐一騎手のそれは56.0%と108.8%。好走率、回収率ともに
福永祐一騎手が大きく上回っている。
「直近1年」でも複勝率64.0%、複勝回収率104.8%となっており、好走率はさらに上がり、複勝回収率も100%超えをキープ。引き続き、高い馬券妙味を保っていることが分かる。
ビーチサンバとは
ローズSでも6番人気2着と激走を果たしているが、今回も手頃な人気にとどまりそう。このコンビの「激走スポット」にハマっている印象だ。