12日、コーフィールド競馬場では4つのG1を含む、8つの重賞レースが開催された。
優勝馬には
コーフィールドCの優先出走権も付与されるG2・ハーバート
パワーSを優勝したのは、日本でもお馴染みD・レーン騎手騎乗のザ
チョーズンワン。NZから遠征中の同馬は、来週の
コーフィールドCで
メールドグラースと対戦する。
3歳牝馬G1・
サウザント・ギニーズではこちらもお馴染み、H・ボウマン騎手騎乗のフリットが優勝。
3歳G1・コーフィールド・ギニーズではスーパーセスが優勝、
コックスプレートを目標としていた1番人気ダーラサンは5着に破れた。
マイルのハンデG1・トゥーラックハンデでは、
ケイアイノーテックの全兄・
フィアースインパクトが見事にG1初勝利。
日本で生まれて英国へ輸出され、そこからまた
オーストラリアの地へ渡った
ディープインパクト産駒がついにその才能を開花させた。
調教師のM・スミスは「この馬にはずっと期待していた。やっと結果が出てホッとしている、今までずっと大きなレースを勝てるとオーナーやみんなに言い続けていたからね。素晴らしい血統の馬で種牡馬としても期待している」とコメント。
また、シドニーのランドウィック競馬場で行われた高額賞金レース、
ゴールデン・
イーグルの前哨戦のシルバー・
イーグルではザインエヴィタブルが、3歳G1チャンピオンSではシャドウヒーローがそれぞれ優勝した。
(取材:川上鉱介)