12日(土)の
盛岡競馬場はレースが進むにつれて雨脚も強くなりタイムはかなり速くなった。そのため、先行馬にとって断然有利な競馬となり、タイムが通常より2秒近く速い時計での決着となっていた。14日(祝月)17時30分に行われる
南部杯まで、どこまで砂が乾いてくるかが大きなポイントとなってくるだろう。
また、
盛岡競馬場で行われた
南部杯最近9回のデータ分析から1番人気の強さが際立っており、1番人気[5.4.0.0]、2番人気[3.2.1.3]、3番人気[0.0.1.8]と、人気サイドはかなり高い確率で信頼ができる。
優勝馬の脚質を見ると昨年こそ
ルヴァンスレーヴが差し切ったものの、それ以外の8回は逃げ切り2回、先行6回と、先団につけるスピードを持ってる馬は有利である。連対馬はすべて
JRA所属で美浦(東)が2勝、2着1回。栗東(西)が7勝、2着8回。地方所属は3着1回のみと近年は非常に苦戦している。
以上の人気面、脚質面から、人気必至の
ゴールドドリームを筆頭に、
オールブラッシュ、
ノボバカラ、
ロンドンタウンら関西所属勢はデータ面から推せる材料が多い。当日の馬場状態から展開を推察し馬券を組み立てていくと良いだろう。
(文=競馬専門紙『岩手
ケイシュウ』編集長・峯村正利)
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14(月)は東京・
府中牝馬S、盛岡・
マイルCS南部杯など注目レースが行われます。予想に使えるポイントをプレゼント中ですので、この機会にプロの予想をのぞいてみませんか